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大学院には入学すべき? | 卒業間近の国立理系大学院生が大学院の裏側を語る

POINT
  1. 大学院生活を赤裸々に後悔
  2. 大学院生の現実を公開
  3. 大学院生はどうするべきなのかを考えた

今回は主に理系で大学院に進学しようとしている人に向けて、卒業間近の僕が大学院の裏側について僕の知ってる範囲内で語っていきたいと思います。

色んな大学を実際に見てきたわけではなく、自分の研究室や同じ大学の他の学部の研究室、他大学の友達の情報が主になってくるので主観が多く入ってしまっている部分も多いかと思われます。

ですので、ここに書かれていることが全てではないと留意した上で参考程度に見ていただければ幸いです。

記事の構成としてはまずはじめに大学院の実際を語り、その後にじゃあどうしていけばいいのかという話に触れていきたいと思います。

研究はハッキリ言ってただの作業にすぎない

研究って聞くとなにかクリエィティブなことをしているという印象がありますが、ほとんどの場合全くそんなことはありません。

iPS細胞みたいな人類を救う大発明!!なんてもの大学院程度では出来ません。

そもそも大学院に在籍する期間は2年しかありませんので研究できる内容などたかが知れており、その短い期間の中で成果が出やすいような研究が大半です。

一人で研究の背景から着地点まで全て設定できるほどの知識も持ち合わせていないので、教授と二人三脚で行います。

教授が実験テーマや手順を決めて大学院生は出来るだけ効率よく研究を進めていくことになります。

つまりややクリエイティブな要素は教授が担って、それが実際に実験ではどうなるかを大学院生が検証するわけです。

博士課程になると基本的に全て自分で設計することになりますが、大学院修士課程では研究の仕方の基礎を学ぶことが精一杯です。

就活が上手くいくのは研究してない人

僕の周りでは明らかに研究をしていない人の方が待遇の良い会社に内定が決まっていました。

理系の就活では技術面接と言って、研究の話が分かる理系社員に自分が行っている研究を説明したりする面接があります。

これって明らかに研究をたくさん行っている人の方が有利そうですよね。ですが実際はそんなことありません。

というのも、研究テーマによって研究難易度が全く異なるのでその人の能力を定量的に判断することが難しいのです。

例えば、Aさんは研究成果を学会で一度も発表したことがありません。Bさんは3回学会で発表した経験があります。

どう見てもBさんのほうが優秀そうに見えますが、Aさんは毎日朝から晩まで研究室にこもって研究しているのに、Bさんは昼に来て夕方には帰っていたりします。

成果が出ているからといってすごいわけではなく、逆に成果がでていないからといってダメでもないのです。

僕は化学系なので化学系でのお話をさせていただくと、成果が出やすい部類の研究は例えばXとYという物質があって、XとYの組成比を変えて測定するものです。

X:Y=10:90のとき、X:Y=30:70のときの物質の性質の変化を測定して結果が変わった原因を考察するタイプです。

もう測るだけでバンバンデータが集まるので最強ですね。

逆に成果が出にくいのは合成して、合成した物質を測定する研究です。分かりやすく例えるとドラクエでオルゴ・デミーラを作るようなものですね。

ドラクエでは絶対に出来ると分かっていますが、実際の実験では普通に失敗だらけです。

しかも一つの合成で1ヶ月かかったり、途中で使う試料が高すぎて買えないため自分で合成する必要がでてきたり、もう作業量がとんでもないわけです。

そして最終的に合成した物質を測定してやっと成果としてカウントできます。合成出来なければもちろん成果なしです。

この2つの研究をあなたが面接官として見たとき、どう評価しますか?

結局は実験で壁にぶち当たっ時の対処法や、実験をスムーズに進めるために意識していることなどで評価される部分が多く、そもそも研究をたくさんやっているかどうかなんてことはそこまで関係なかったりします。

就活は大学院生であってもコミュ力が大部分を問われると言ってしまっても過言ではありません。

誰でも卒業できる | むしろ卒業させられる

大学院は学部よりも卒業するのが難しいだろうと思われるかもしれませんが、実際はやや難しくなるくらいです。

学部での卒論は努力の過程が評価されますよね。大学院でも同じく努力の過程が評価対象となります。

先述したように成果は研究テーマに依存しやすく、成果が出ていないから卒業させない!となればみんな成果の出しやすいテーマに流れ、研究テーマの自由度が低くなってしまいます。

逆に言えば全然実験してなくてもそれとなく努力の過程を示せば卒業出来てしまいます。

僕の所属していた研究室では過去に修士2年の12月に研究テーマを変えて卒業した人がいたそうです。

基本的に2月の半ばに大勢の教授の前で修論発表を行って卒業が決まるので、わずか2ヶ月の研究内容で卒業したことになります。

この人は問題児だったのかは定かではありませんが、留年されても困るので追い出す傾向もかなりあります。

ろくすっぽ研究しないのにずっと研究室にいられても不快ですよね?僕の大学での範囲内ではありますが、修論がダメダメで留年が決まった人は見たことがありません。

多分どこの大学でもそんな感じだと思われます。

理系は搾取されるという現実

藤沢数希先生(@kazu_fujisawa)さんがこのようなツイートをされていました。

理系は無駄な受験勉強に時間を奪われて被搾取階級になると…。

まさしくそのとおりだと思います。だって大学院にいるほとんどの人、頭は良いけど主体的に行動したりしませんから。

言われたことをそれなりにやるのが上手い、というのが僕が学生生活を通して見てきた理系です。

そりゃ被搾取階級になりますわなと。

こならないために僕たちには何が出来るのか…。

最速で大学院を卒業しても新卒1年目が25歳というやばさ

これが僕が身をもって感じている危機感なんですが僕は浪人も留年もしていない、つまり最速で大学院まで進んで卒業するはずなのに、新卒1年目では25歳になっています。

これってかなりインパクトありませんか?25歳って結婚してて、子供がいても驚かれる年齢ではありません。

大学院生になるということはもう片足どころか両足を大人という領域に突っ込んているという認識を持つべきです。

僕の身の回りでそういった意識を持っている人は少ないです。ただ惰性で大学院に進学し、卒業し就職するときを待っています。

同年代では学部卒でエリート街道を突き進んでいる人がたくさんいるわけで、20代前半という貴重な時間を研究生活にだけ費やすのはかなりマズイです。

以前ツイートしましたが、さすがに大学院生にもなってアルバイトに明け暮れるってどうかしてるので辞めましょう。

コンビニでアルバイトしている場合、高校1年生でも働いてたりしますよね?その年齢差なんと10歳。

高校生でもできる仕事をこれから頭脳で食っていこうとしている人間が一緒にやるのはおかしいですよね。

奨学金の支払いに苦しむ層になりうるのであればそもそも大学院に進学するのは合理性に欠けますし、何かでマネタイズ出来ないのであれば奨学金に頼って時間を買って自己投資するのが賢明です。

僕はブログでのアフィリエイト収入でマネタイズを試みました。

趣味を頑張りたかったので趣味にまつわるブログを立ち上げ、知識のアウトプットをそこで行うことによってアルバイト代くらいの収入が毎月入ってくるようになりました。

時給以外でお金を稼ぐ経験というのは僕の中ですごく大きかったです。この経験がなければ僕の中でお金を稼ぐには会社で出世するしかありませんでしたので、人生の選択の幅をとてつもなく広げてくれました。

大学院生はとにかく主体的に行動し続けるしかない

海外の大学と異なり、日本の大学は何もしなくても卒業できてしまい、特に何もスキルを身につけずアルバイトして遊んで終わるのが関の山です。

まあまあ学部卒の人はそれでもまだ挽回できます。20代前半から入社して社会の荒波に揉まれることが出来ますから。

大学院生が同じじゃ年齢的にさすがにマズいですよね。でも現実として多くの大学院生はただ学生生活を2年伸ばしているだけです。

夏休みが1.5倍に伸びたところで何もしないスタンスであれば1.5倍遊んで寝るだけですよね?

こうならないためにすべきことは『主体的に行動し続けること』これしかありません。

特に研究室に所属すれば四六時中研究室のメンバーと顔を合わせることになるので、受動的な意識であれば流されまくってあっという間に卒業です。

とにかくこれが出来たほうが良い、こうなれたほうが人生が豊かになるんじゃないかと仮説を立てて行動し続けるしかありません。

それが出来れば同世代とは圧倒的な差が開きます。6年間遊び通した人間と、6年間行動し通した人間、この差はとてつもなく大きいです。

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